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IFRSセミナーに参加して

先日、日本公認会計士協会主催のIFRSセミナーに参加しました。東京合意後、会計士協会もIFRSの普及に力を入れていくということで企画された最初のセミナーでした。

まず、第1部として西川ASBJ委員長の講演があり、第2部ではパネルディスカッションが行われました。パネリストは八木良樹氏(日本経団連経済法規委員会企業会計部会長、日立製作所取締役)、磯山友幸氏(日本経済新聞社証券部デスク、「国際会計基準戦争」等の著作で知られる)、山田辰巳氏(国際会計基準審議会(IASB)理事)、増田宏一氏(日本公認会計士協会会長)の4氏でした。

いずれも、IFRSの世界での第一人者と呼べる方の講演・パネルディスカッションでしたので、非常に関心を持って聞くことができました。その中でも、私が印象に残った言葉をいくつか書いてみたいと思います。

・IFRS=世界でただ1つの高品質な会計基準であるということ。高品質な会計基準とは、投資家が企業の将来キャッシュ・フローを予測できるものであり、企業の財務リスクが表現されるものである。また、会計基準とは市場で選択され、評価されるものである。

昔学んだ財務諸表論からはおよそ想像もつかない言葉です。投資家重視の会計のあり方には疑問がない訳ではありませんが、投資家に見向きもされない会計基準なんて意味がないと言われてしまえば、それまでなのかもしれません。やはり社会の関心がない世界でマニアックに活動するよりは、社会の関心があった方がやりがいもありますしね。

・会計基準のコンバージェンスのみに留まるのか。 日本独自の諸制度(例.税務の確定決算主義、連結単体の二重開示、金融商品取引法と会社の二重開示)についても見直しが必要ではないか。

個人的に常日頃感じていることでしたが、これだけの方が集まっている席でこういう話を聞くと、より一層現実味を帯びてきました。今後の動きにも注意が必要かと思います。

平日の日中に行われたセミナーでしたが、参加者が少なかったのは寂しい限りでした。いつまでも「国際会計は日本人には関係ない」なんて言っていられないと思うのですが。

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受信: 2008年1月31日 (木) 15時34分

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