« 金融庁 有価証券報告書作成の留意事項を公表 | トップページ | 国税庁 「移転価格ガイドブック~自発的な税務コンプライアンスの維持・向上に向けて~」を公表 »

2017年6月12日 (月)

上場か非上場か

日本経済新聞朝刊の中に大機小機というコラム欄があるのですが、6月7日は「上場か非上場か」というタイトルのコラムでした。

コラムの内容を、私なりの理解でまとめると(一部同意できない部分は割愛しました)、

・非上場企業でも、資金力、信用力、ガバナンスの視点を持った経営を持ち合わせている企業がある。

・一方で、上場企業であるが故に(一般株主の目を気にするあまり)、経営判断が短期的になり、当面は赤字覚悟の大胆な事業展開が難しくなるケースもある。また、上場維持のために有望な事業の売却を選択するケースさえある。

・一部の上場企業が実施したMBO(経営陣が参加する買収、上場会社が非上場化するための手法として用いられる)は、成熟段階に達した企業が近未来の衰退を免れ、若返るための手段とも言える。

・現在の上場基準は従前よりも緩和されている。そうであるならば、上場するか、非上場にとどまるか、あえて非上場化するのかは、経営戦略上の大きな選択肢となるのではないか。

企業が上場を選択する場合、様々な理由があるものと思います。ただ、1つ重要だと感じるのは、企業の上場は、それ自体が目的ではなく、何らかの目的(多額の資金を集める、信用力・知名度を高める等)を達成するための手段であるということです。

非上場企業が上場する、あるいは、上場企業が非上場化するという選択は、多大なコストを生じさせることになるため、簡単にできるものではありませんが、コラムが指摘している通り、常に経営上の選択肢として意識しておくべき時代になったのではないかという点は同感でした。

« 金融庁 有価証券報告書作成の留意事項を公表 | トップページ | 国税庁 「移転価格ガイドブック~自発的な税務コンプライアンスの維持・向上に向けて~」を公表 »

コラム」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/504488/70834533

この記事へのトラックバック一覧です: 上場か非上場か:

« 金融庁 有価証券報告書作成の留意事項を公表 | トップページ | 国税庁 「移転価格ガイドブック~自発的な税務コンプライアンスの維持・向上に向けて~」を公表 »